2019年6月14日 14:00
インドのお受験描く笑いと感動の『ヒンディー・ミディアム』日本公開決定
本作では、階級を飛び越え、富裕街に貧民街にと住まいまで変えて悪戦苦闘する中で、人生において本当に大切なことに気づくまでを描いていく。
父・ラージを演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン』『インフェルノ』など多くのハリウッド映画に出演するイルファーン・カーン。家族想いでありながら、どこか抜けた部分もある父親をコミカルに演じ、インド国内の映画賞である国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞で主演男優賞3冠を果たした。
また、美しき妻で教育ママのミータを演じるのは、パキスタンで最も活躍するトップ女優のひとりサバー・カマル。本作がインド映画初出演となった。
監督は、『アショカ大王』『結婚の裏側』のサケート・チョードリー。本作では国際インド映画アカデミー賞で監督賞、フィルムフェア賞で最優秀作品賞を獲得した。
現代インドでよい仕事を得るための必須スキルとされ、教育の質を測る上で重要視されている英語。
本作は、インドで実際にあった「父親が学位しか持っていなかったため娘の入学を拒否された」という驚愕の出来事を基に、ラージとミータと同じように高等教育を受けることができなかった親たちへの丁寧なヒアリングを経て製作。