高良健吾&松田龍平ら出演短編映画『狼煙が呼ぶ』渋川清彦が歩く予告公開
豊田利晃監督の最新短編映画『狼煙が呼ぶ』のポスタービジュアルと予告編が到着した。
現代、家の蔵の中で古びた拳銃を見つける少女。それを手にし、過去に思いをはせるところから物語は始まる。そしてその拳銃を巡り、過去の因果が蘇ってくる…。果たして、そこにはどんな物語があったのか――。
『ポルノスター』『青い春』『空中庭園』『泣き虫しょったんの奇跡』などを手掛けた豊田監督の最新作は、16分の短編映画。
今年4月に拳銃不法所持逮捕された豊田監督。公式サイトでは「その拳銃は祖父が戦争中に自分の身を守るために使っていた拳銃。
父親は祖父の拳銃を形見として引き取り、ずっと大切に持っていました。実家を処分したとき、その錆ついて動かない、YOUNG AMERICAというリボルバーが僕の家へ送られて来ました。僕には父の想いが詰まった拳銃を捨てることはできませんでした。法という権力は想いより強いのか?本当に想いが負けたのか?そのことについて、物語を作る者として釈然としない気持ちが残りました」と思いを明かし、「この事件に対して、映像で意志を返答したいと思い、この企画を考えました」と本作製作の経緯を語っている。