2019年8月26日 12:00
津田健次郎、謎多き悪役の魅力と役作りを語る「しゃべり方と音質を意識」『二ノ国』
ついに公開を迎えたアニメーション映画『二ノ国』。本作には、豪華声優&若手俳優たちが声をあてる魅力的なキャラクターたちがたくさん登場するが、中でも注目したいのが、本作の悪役=ヴィラン、ガバラスだ。
映画化に至るまで、10年もの歳月をかけて構想された本作。現実の世界(一ノ国)から、命が繋がっているもう一人の自分が存在する“二ノ国”へと、偶然にも迷い込んでしまったユウとハルが、幼なじみのコトナと二ノ国の姫アーシャの命が繋がっていると知ってしまったとき、“命”を巡る究極の選択を迫られる…というストーリー。
物語には悪役の存在が不可欠だが、本作の悪役は、“二ノ国”の黒旗軍の最高指導者・ガバラス。ユウとハルが迷い込んでしまったエスタバニア王国の征服を企む者で、黒い甲冑と黒いコートで身を包み、鉄仮面で顔を隠す、威圧的でありながらどこかミステリアスで悲しみに包まれた存在だ。
今回、このガバラスの声を担当したのは、『スター・ウォーズ』のカイロ・レン、『ブラックパンサー』のキルモンガーの吹き替えなど、他作品でもヴィランを務めている声優・津田健次郎。
そんなガバラスの魅力について津田さんは「強さですね。