くらし情報『ファン・ジョンミン&ソン・ガンホら韓国映画のプライドと気概を支える名優たち』

2019年9月4日 17:30

ファン・ジョンミン&ソン・ガンホら韓国映画のプライドと気概を支える名優たち

昨年11月に「第4回大阪韓国映画祭」で来日した際にも熱狂を持って迎えられていた。

今回、彼が演じた“黒金星”は北朝鮮の核開発について探るため、ケチな実業家になりすまし、外貨を獲得したい北の対外交渉責任者(イ・ソンミン)に近づいていく工作員。『国際市場で逢いましょう』では家族思いの純朴で熱い男、『アシュラ』では冷酷で邪悪な市長という正反対のキャラクターを演じ分けたジョンミンだけに、どこまでも調子のいい実業家を“演じる”スパイの姿は本当の素顔が分からなくなってしまうほど。

特に、北側の国家安全保衛部員チョン・ムテク(チュ・ジフン)が自白剤を盛って(!)ソギョンの素性を吐かせようとするシーン、さらに金正日(そっくり!)とついに面会シーンを果たすシーンでの、手に汗MAXの緊張感は彼らの演技合戦があればこそ。また、『神と共に』シリーズの冥界の使者役で人気がさらに拡大したチュ・ジフンは、『アシュラ』ではジョンミン演じる悪徳市長に頭が上がらなかったが、本作では立場が逆転したかのよう。終始、冷ややかな疑いの眼差しをソギョンに向けていく。

北朝鮮の対外経済委員会リ・ミョンウン所長を演じたイ・ソンミンは、東野圭吾原作の『さまよう刃』など数多くの作品に出演する名バイプレイヤーで、主演作『目撃者』がスマッシュヒット。

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