くらし情報『映画界に新風吹き込む3Dムーブメント 果たしてその効果は? 劇場で検証レポート』

2009年7月17日 22:29

映画界に新風吹き込む3Dムーブメント 果たしてその効果は? 劇場で検証レポート

との声が多く、常連客からも「両方上映しているなら、多少高い料金を払っても3Dで観るね」との声も届いているとか。

たしかに、通常の2D作品と比べて高く設定されている料金形態に、まだ一般客が慣れていないという懸念点もあるが、配給元のデータによれば、3D上映館は全体の約3割の135スクリーンでの上映に対して、公開2日間の興行収入において3Dが60%強を占めているとのこと。小林支配人も、本作を始めとした娯楽性の高い3D作品が、家族連れを中心に劇場への動員の起爆剤になることへの期待感を見せている。

「一番重要なことは、3Dは映画館へ行くことの意味を大きな形で再活性できる点」――。これはドリームワークスの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ氏の言葉だが、テレビやブルーレイが高性能化し、家庭での視聴体験がしやすくなってきているいまだからこそ、“映画館で映画を観る”ことの楽しさを改めて喚起する、この3Dムーブメント。映画館の年間入場者数が1億6,000万人前後と、頭打ちの市場の切り札として、今後も注目を集めそうだ。

とにかく体験しないと分からない、3Dの魅力。これからの3連休にぜひ家族、友人を誘ってその迫力を体験してみては?『モンスターVSエイリアン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。

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