2019年9月18日 17:00
【インタビュー】ブラッド・ピット、“宇宙”SF初挑戦の理由は?
人物像を体現するため、「可能な限り、内面的な演技を心がけた」のだとか。
「監督のジェームズには、『もしカメラに映る僕の演技が、あまりに平坦で退屈だったら、言ってくれ』って伝えたよ。それくらい(演技を)抑えたんだ」。結果的に、ブラッドが本作で見せるセンシティブな名演には、早くも「アカデミー賞ノミネートは確実」の声があがっている。
俳優業も継続?「心惹かれる企画と出会えば、出演する」
今年はレオナルド・ディカプリオと共演した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』も好評を博し、世界的に大ヒットを記録。俳優ブラッド・ピットにとって、何度目かの“ピーク”が訪れた感がある一方、「俳優を休業するのでは?」という一部報道もあり、ファンをやきもきさせている。まさか、『アド・アストラ』で燃え尽きてしまったの?率直に質問をぶつけると、ブラッドはこう答えてくれた。
「ニューヨークタイムズ紙の報道のこと?実はそれ、読んでいなくて(笑)。
ただ、いまのハリウッドは若者が主人公になるケースが多いから、おのずと僕ら世代が主演を務める機会は減っている。だから“表舞台”とは違ったフィールドで、やりたいことが見つかるって自然なことだよね。