2019年10月7日 17:30
『Midsommar』はトラウマ級!?日本公開が待ちきれないホラー&スリラー映画4作品
そんなある日、マイクから「負け組」メンバーそれぞれに「どうしても至急帰ってきてくれ」という電話が入る。スタンレー以外の5人が顔を合わせ楽しい思い出を語るうちに、恐ろしい殺人ピエロの影が見え隠れする。スタンレー欠席の理由が分かるとともに「負け組」とペニーワイズの最後の死闘が幕をあける。
ネタバレを避けるために多くは語らないが、この作品で真の主人公は心理学の根幹に位置する子ども時代のトラウマだ。本作は、数あるキング作品の中で最も恐ろしく同時に奥の深い作品かもしれない。
スーパーマンが“悪”だったら?『ブライトバーン』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の人気監督ジェームズ・ガンが製作にまわり、これまでジェームズ・ガン監督のチームでショートを製作していた新人監督デヴィッド・ヤロヴェスキーがメガホンを取り注目を集めたホラーサスペンス。
本作の脚本を手掛けたブライアン・ガンはジェームズ・ガンの兄弟でマーク・ガンは従兄弟。
スーパー・ヒーロー映画だらけのハリウッドで、本作はもしもスーパーマンが正義の味方でなく、悪の権化だったらどうなるかという新鮮な角度から攻めていく。
カンザス州にあるブライトバーンという田舎町に住むトリーとカイル夫妻は、不妊治療を重ねても子どもができずに悩んでいた。