2019年10月31日 16:00
「決して共感できない」ユペール&クロエが優美で孤独なサイコパスを語る『グレタ』
イザベル・ユペール、クロエ・グレース・モレッツが初共演にしてW主演を果たす『グレタ GRETA』。この度、“グレタ”という人物について、演じているユペールと、そのターゲットとなるクロエがそれぞれの分析を披露するインタビュー映像が解禁となった。
アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『エル ELLE』など、女優として最高の輝きを放つイザベル・ユペールと、ハリウッド若手スターの中で人気・実績ともにトップを走り続けるクロエ・グレース・モレッツの共演で早くも話題の本作。
映画製作の初期段階にあった2016年当初、もともとは全く違う「The Widow」(=未亡人)というタイトルだったが、最終的にはユペールが演じている未亡人の役名がそのままタイトルとして採用された。
それほど観る者に強烈な印象を与える、優美でありながら孤独な未亡人グレタについて、ユペールは、「彼女の取る行動はさみしさからくるもの」と分析。バッグをきっかけに孤独を埋めるターゲットとしていくクロエ演じるフランシスについて、「グレタはフランシスの優しさや純真さ、美しさに惹かれる」と説明する。
一方、クロエは、フランシスという役柄をオープンな人物であると評しながらも、「自分の心をさらけ出す子は恰好の餌食にもなる」