2019年11月7日 18:30
9度の企画頓挫から不屈の復活『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』1月公開へ
その過程は、『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(’02)としてドキュメンタリー映画となったほど。
アダム・ドライバー×ジョナサン・プライスでついに完成
スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく本作。ジョニー・デップやユアン・マクレガーなど錚々たる俳優たちが決定しては立ち消えになった主人公トビー役を最終的に射止めたのは、『パターソン』や『ブラック・クランズマン』、Netflix映画『マリッジ・ストーリー』、そして『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』など話題作に出演し活躍が著しいアダム・ドライバー。
自身をドン・キホーテと信じる老人ハビエル役には、大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」や『天才作家の妻 -40年目の真実-』などに出演し、ギリアム監督とは『未来世紀ブラジル』(’85)など4度目のタッグとなるベテラン英国俳優ジョナサン・プライス。トビーのボスを『アベンジャーズ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』といった超大作シリーズや海外ドラマ「チェルノブイリ」