くらし情報『宮沢氷魚『his』の役作りを名作から学ぶ…「人を深く愛してしまったときの、危うさや醜さ」』

2019年11月27日 18:00

宮沢氷魚『his』の役作りを名作から学ぶ…「人を深く愛してしまったときの、危うさや醜さ」

第89回アカデミー賞作品賞『ムーンライト』にも大きな影響を与えた1作だ。

また、1960年代の保守的なアメリカ西部を舞台に、惹かれあう2人のカウボーイの20年間を描いた『ブロークバック・マウンテン』は、アカデミー賞でヒース・レジャーの主演男優賞、ジェイク・ギレンホールの助演男優賞ノミネートを含む最多8部門にノミネート、監督賞、脚色賞、作曲賞の3部門を受賞した。

この2本を、クランクイン前に製作陣から観ておくべき作品といわれた宮沢さん。恋愛のみならず、2人の男性の生き方を情感たっぷりに描いている作品から恋愛の本質を学んだという。「キラキラした男性同士の恋愛というより、もっと自然体に演じるにはどうしたらいいのか考えながら映画を観ました。人を深く愛してしまったときの、危うさや醜さといった、人間味のある部分が描かれていたので、芝居の参考にしました」と語り、「もどかしさと、真逆の勢い。両方を大事にした」とキスシーンに臨んだ際の心境も明かした。

「これで誰かを救うなんて言ったらバチが当たるぐらい大袈裟ですが、一人でも多くの人に興味を持っていただければ、ぼくたちがこの作品を作った意味があると思う」

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