2009年8月12日 15:20
『色即ぜねれいしょん』主演抜擢に「絶対ドッキリや!」田口トモロヲ&渡辺大知対談
(Photo:cinemacafe.net)
『クローズZERO』、『ROOKIES』など、喧嘩上等!なヤンチャな高校生モノが世を席捲している昨今、そのブームに真っ向から挑む(!?)青春映画が登場した。みうらじゅんの同名原作を、盟友・田口トモロヲ監督が再び映像化した本作『色即ぜねれいしょん』。主人公は喧嘩三昧なヤンキーたち…ではなく、そんなヤンキーたちに時にカツ上げされたりする側の(笑)、モテない文化系男子・純。そんな純を演じたのは、本作が映画初出演にして初主演という“超大穴”新人=渡辺大知。田口監督に「オンリーワンの存在感」と言わしめた渡辺さんと田口監督の、微笑ましい青春クロストークをお届けします。
「渡辺くんはオンリーワン。ミラクルで、ロックなキャスティング!」
――2,000人を超えるオーディションから純役を射止めたという渡辺さんですが、監督とお互い初対面時の印象はいかがだったのでしょうか。
田口「オーディションの前に、映像で渡辺くんのことは見ていまして。
黒猫チェルシー(※渡辺が現在、活動しているバンド名)の激しいライヴと、それから彼の私生活もその中で紹介していたんです。そのギャップがすごく印象的でした。