2020年1月8日 07:45
「もみ冬」山田涼介のユーモアある演技が鍵に?『記憶屋』平川監督が明かす
だから肩の力が抜けて入っていきやすくなるんですね」と、ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」で魅せたコミカルなキャラクターに魅了されたと明かす。
そして、『一週間フレンズ。』などを手掛ける本作のプロデューサー・石塚慶生も「監督はもみ消して冬の山田くんをすごく絶賛していて、あのふり幅こそやっぱり山田くんは天才的で素晴らしいと一視聴者としてずっと言っていました。山田くんが決まった時すごく喜んでいました」と裏付ける。
今作は“記憶”や“絆”を描く感動作だが、本作の中にも山田さんのコミカルな演技を加えたという。コメディ要素を求められた山田さんは「監督に遼一は明るい男の子であってほしいと言われて、一瞬驚きましたね。(笑)」と最初は戸惑いもあったそう。
そんな演出について平川監督は「物語は彼女に記憶をなくされた男の子という一番落ちている所からスタートしますが、それで負けてしまう子じゃないという所に少しでも希望が見えていればいいなと思いました」と狙いを明かす。
そして山田さんも「この物語をまじめに演じてしまうと、きっと凄く重いものになってしまうから、随所にお客さんがほっこりと笑えるような要素を入れていこうと思いました」