2020年1月13日 12:00
【インタビュー】人間&ロボットを好演したソ・ガンジュン 、今後は「一人二十役にも挑戦してみたい」
泣いたら抱きしめてくれたり、辛いときには慰めてくれたりと優しさいっぱいだ。
そんな正反対の2人のナム・シンを演じ分けたソ・ガンジュンは、2018KBS演技大賞で優秀賞を受賞している。
――まず、本作への出演を決めた理由、そして2人のナム・シンというキャラクターに感じた魅力を教えて下さい。
韓国ドラマでロボットを扱ったテーマが珍しく、ロボットという無生物を演じることに魅力を感じました。それから、一人二役を演じるのもおもしろそうだったので、オファーを受けました。
人間ナム・シンは、とてもシニカルな性格なんです。心に深い傷を抱えていて、他人に対して心を閉ざしている人物です。愛情を与えてもらえず、自分の居場所を奪われるかもしれない不安によって性格が歪んでしまいます。
最後に、ロボットの愛情により改心する姿に胸を打たれました。
AIロボットのナム・シンIIIはとても純粋です。それから、人間に対してはっきりとした主観を持って行動をします。それを見た人間が、本当の人間とは何かについて考えさせられたりします。とても魅力的なキャラクターだと思いました。
――人間とロボットの一人二役ということで、役作りにあたって何か心がけたポイントはありますか?
全く違う二つのキャラクターを演じてほしいという意見をたくさんもらいました。