2020年1月20日 12:00
田中裕子が主演、蒼井優と二人一役! 芥川賞&文藝賞W受賞「おらおらでひとりいぐも」映画化
日本のみならず、アジア圏をはじめヨーロッパでも翻訳版の刊行が進み、“賑やかな孤独と圧倒的な自由”という視点から世界的にも大きな共感と注目を集めている。
今回この話題作に惚れ込んだ『南極料理人』『モリのいる場所』の沖田監督が、自身で脚本も執筆し映画に。
主人公は、75歳でひとり暮らしをしている桃子さん。原作は、桃子さんの人生を「娘の時代」「妻の時代」「祖母の時代」と3つに分けて描かれており、全ての世代の人から共感とさわやかな感動を呼ぶ作品となっている。
そんな“現在”の桃子さん(75歳)を映画で演じるのは、「Mother」や『ひとよ』などにも出演する田中裕子。15年ぶりの映画主演となる本作では、誰からも愛される桃子さんを魅力的に演じている。
田中さんは「今回の撮影では、最初図書館に恐竜の図鑑を借りに行って、小学生のコーナーでしたが、その時からなんだかもう小学生のような気分になりました。撮影の中で、図画工作の時間がありました。
音楽の時間もありました。体育の創作ダンスの時間もあったし、遠足も行ったし」と撮影をふり返り、「監督の撮影中の一喜一憂される姿が目に焼き付いています。私のこれからの日々に監督のあの姿を思い出してニヤニヤできる事が、私にとっての小さな春になりそうです」