2020年1月21日 19:00
Wレイチェル「精神的な解放」「女性である喜び」思い込めたラブシーンを告白
厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティを背景に持つ2人の女性のラブストーリー『ロニートとエスティ彼女たちの選択』。レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスが、高い評価を得ている本作のラブシーンについて語った。
トロント国際映画祭にてプレミア上映されたときから、Wレイチェルのラブシーンが大きな話題となっていた本作。戒律厳しいコミュニティに生まれ、抑圧を感じながら生きてきたエスティ(マクアダムス)にとって、再会したロニート(ワイズ)と結ばれるシーンは解放を意味し、作品には欠かせないものとなっている。
同じく女性2人の愛を描いた『アデル、ブルーは熱い色』(2013)などと比べられることが多いが、本作はワイズ自身がプロデューサーということもあり、ラブシーンを“女性の視点”で描いている点で高い評価を得た。
2人にとって「絶対に必要だった」セックスシーン
ロニートとエスティのラブシーンについて、当初は2人ともがオーガズムに達するショットを入れる予定だったというが、「大切なのはエスティの方で、(ロニートもショットも入れたら)その重要性が薄れてしまう」と、エスティに焦点を当てより強く印象を残すようにしたとレイチェル・ワイズが明かす。