2020年3月8日 10:30
『ハスラーズ』『スキャンダル』『チャーリーズ・エンジェル』…女性の連帯描く映画のすすめ
賞、放送映画批評家協会賞などで候補に挙がりながらも、アカデミー賞では『アス』のルピタ・ニョンゴや『フェアウェル』のオークワフィナらとともにノミネートから落選。また、本作監督・脚色のローリーン・スカファリアも、ナタリー・ポートマンが授賞式で着用したローブに名前が刺繍されていた女性監督のひとりだった。
つい先日、ジェイローはオプラ・ウィンフリーのトークイベントで初めてこの件に言及し、「キャリア史上最高のオープニング興収を記録した」のだし、「自分であることを証明するのに、アワードは必要ない」と力強く発言したばかり。シャキーラと臨んだ今年のスーパーボウルのハーフタイムショーも圧巻だったジェイロー。そんな姐御が真価を発揮する意欲作には、手垢のついた賛辞や権威は確かに不要なのかもしれない。
『スキャンダル』#MeToo直前の実話を映画化
シャーリーズ・セロンに、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーという人気実力派女優3人が豪華共演。アメリカで視聴率NO.1を誇る保守系テレビ局「FOXニュース」で2016年に実際に起きた、テレビ界の帝王といわれたCEOロジャー・エイルズ(故人)によるセクハラ・スキャンダルの裏側を描く。