2020年5月6日 18:00
実写版シリーズ最終章へ…佐藤健主演『るろうに剣心』を楽しむためにおさえておきたい5つのこと
また、東洋に西洋の文化が流入した時代設定は、大ヒットマンガ『鬼滅の刃』にも受け継がれているといえ、人気が高い。ドラマチックな舞台、キャラクター、ストーリーが大きな特長だ。
2. 原作者が熱望!主演・佐藤健のハマりぶり
原作者の和月伸宏が主人公・剣心役に希望したという佐藤健は、まさに「完璧」な配役。狂気の人斬りと穏やかな流浪人の二面性、人知を超えた高速アクションなど、「心」と「身」の全てで剣心を体現している。原作の完結から実写映画化までの十余年は、佐藤さんに出会うまでの必要な時間だった――。そう言っても過言ではないほどのハマりぶりだ。
実写化第1作『るろうに剣心』では、人斬り時代の剣心=抜刀斎を垣間見られるが、猫背で痙攣したような異常な動き、獣のような獰猛さなど、剣心とは佇まいや居方から完全に別人。本作での主役抜擢は、佐藤さんが大河ドラマ「龍馬伝」で悲劇の人斬りを演じた際の熱演が決め手となったそうだが、さらに進化した姿を堪能できる。
実写版では、剣心の口癖である「おろ?」も完全再現。戦闘時とは真逆の、ハートが撃ち抜かれるような可愛らしさを振りまいている。
そして、なんといっても超絶アクション。