2020年5月24日 12:00
竹内涼真、情と熱…“太陽”を感じさせる男が新たなバディと新境地へ
こうしてクールなふりしたヒーローも、強がりなアウトローも演じてきた竹内さんだが、芯から熱い男であることは誰もが認めるところだろう。そして、彼の隣にはいつも、同じ志を持ち、夢に向かって共闘するバディ的な存在が欠かせなかった。
刑事としても奮闘「仮面ライダードライブ」
バイクではなく、“車”に乗る仮面ライダーに変身する刑事・泊進ノ介を演じた竹内さんの第一印象は、初々しくも精悍であり、自らアクションに臨み身体能力の高さを披露していたのが印象的。やはりライダーシリーズは、ほぼ新人の俳優が徐々に成長していくのが見どころ。竹内さんもまた、“グローバルフリーズ”という世界中を巻き込んだテロに遭遇し同僚に大ケガを負わせたことがトラウマとなった主人公が、仮面ライダーとして闘うことで自分を取り戻していく物語でポテンシャルを発揮した。
ネクタイを締め直すポーズで“エンジンがかかり”、「脳細胞はトップギアだぜ」「ひとっ走り、付き合えよ!」といった竹内さんが放つからこその名セリフも多々、ライダーベルトに呼び捨ては失礼だからと「ベルトさん」と呼ぶギャップも可愛い。助手席に同乗し、同じ傷を抱える“相棒”を演じたのが、「おっさんずラブ」