イーサン・ホーク主演「ストックホルム症候群」の語源となった事件描く最新作
イーサン・ホーク主演、『ブルーに生まれついて』の監督と再タッグを組んだ主演最新作『STOCKHOLM』が邦題『ストックホルム・ケース』として公開決定。「ストックホルム症候群」の語源となったスウェーデンの歴史的強盗事件を描く。
本作は、誘拐事件や監禁事件などの被害者が犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理学用語「ストックホルム症候群」の語源となった、“スウェーデン史上、最も有名な銀行強盗事件”として知られる5日間の立てこもり事件(ノルマルム広場強盗事件)を基にしたクライム・エンターテインメント。
俳優のみならず脚本家、映画監督、演出家としても多方面で活躍するイーサン・ホークが、伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーを演じスマッシュヒットを記録した『ブルーに生まれついて』(2015)のロバート・バドロー監督と再タッグ。長髪のカツラを被り、アメリカ人風を装って大胆不敵な銀行襲撃事件を起こす、いままでにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を魅力いっぱいに演じる。
また、不運にもラースの人質となるが、どこか憎めない彼に不思議な感情が芽生えていく銀行員ブリジッタに『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』などで知られるスウェーデン出身のノオミ・ラパス。