2020年7月8日 18:30
【ドラマニア】濃いキャラクターに釘付け…「美食探偵」「M」ほか春ドラマを振り返る
鬼気迫る三角関係から終始目が離せないドラマでしたね!含みのある切ない最終回も、視聴者の期待を裏切らない「美食探偵」らしい終わり方でした。
心の奥底に秘めた思いが、夢の中で湧き上がる シュールな本音が癖になる
「捨ててよ、安達さん。」
デビュー36周年を迎える女優・安達祐実さんが、本人役で登場することでも話題の本作。女性誌の企画で毎号「私物を一つ捨てる」という連載を始めた安達さんは、夢の中に擬人化して現れる様々な“捨てられないモノ”たちと会話することで、自身の心を整理していきます。ファンタジーなのに妙にリアルな会話劇が、まさに癖になる一作と言えるでしょう。中でも視聴者の興味関心を引いたのが、夢に度々登場する謎の少女(川上凛子)の存在。安達さんに詰め寄り、時に鼓舞する彼女は一体何者なのか…?最終回、これまでずっと捨てられなかったゴミ箱の中身と向き合うことで見えてくる本当の思い――捨てられない理由と深く結びついている家族や恋人との“思い出”について、改めて考えさせられるお話でした。
濃いキャラクターたちが脳裏に焼きつく――春クール随一の話題沸騰ドラマ
「M 愛すべき人がいて」
安斉かれんさん×三浦翔平さんのダブル主演で、歌姫・浜崎あゆみさん誕生に潜むエピソード、90年代激動の音楽業界に迫る本作。