2020年7月21日 14:00
ホロコーストを生き延びた少年が人間の悪意に立ち向かう…『異端の鳥』壮絶な予告編
そして、特に今の時代における答えを知りたいと思っています」と本作に込めた思いを明かした。
さらに、本作では『コーリャ 愛のプラハ』などオスカー受賞作品も手掛けた、チェコ映画界きっての巨匠ウラジミール・スムットニーが撮影監督を担当。全編モノクローム35mmフィルムで撮影された映像は、残酷でありながらも自然にあふれた田舎の雄大な景観と見事に調和し、一コマ一コマがまるで名画のように美しく、非常に強い余韻を残す映像となっている。映像のラストで描かれる、その小さな手から鳥が放たれる場面の息をのむような美しさも印象的。
原作は、ポーランドの作家イェジー・コシンスキが1965年に発表した「ペインティッド・バード」。ポーランドでは発禁書となり、作家自身も後に謎の自殺を遂げた傑作を、マルホウル監督が実に11年もの歳月をかけて執念ともいえる映像化を果たした。
『異端の鳥』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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異端の鳥 2020年10月9日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
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