2020年8月26日 12:00
社会運動に身を投じる若者の姿追う…ドキュメンタリー『私たちの青春、台湾』公開
しかし立法院内では、一部の指導者たちによる決議に対する不満など、理想の“民主主義”の困難さに直面し、多くの課題を残していた。
雨傘運動前の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)との交流など、カメラは台湾、香港、中国の直面する問題、海を越えた相互理解の困難さ、民主主義の持つ一種の残酷さを映し出していく。
台湾出身の直木賞受賞作家・東山彰良は映画応援コメントとして、「突き進む者と、それを記録する者。その裏側にある個人的な憂鬱と後悔。それでもなにかを正したいと願う若者たちの想いは、こんなにも純真でまぶしい」と語っている。
今回解禁されたメインビジュアルには、「きみの笑顔の先に、未来をみた」というコピーが2人の若者の後ろ姿の間に配置され、「黄」をベースに切り取られた台湾の街並みが印象的な1枚に仕上がっている。
また映画公開にあわせ、傅楡監督の人生と台湾の民主化の歩みを書いた、「わたしの青春、台湾」(五月書房新社)邦訳版が、10月23日(金)に発売されることが決定している。『私たちの青春、台湾』は10月31日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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