くらし情報『菊池風磨「デジャヴ感も」シンドラ枠で万城目学「バベル九朔」に主演』

2020年9月4日 05:00

菊池風磨「デジャヴ感も」シンドラ枠で万城目学「バベル九朔」に主演

次々と起こる事態に巻き込まれ戸惑いながらも、“バベル”に全力で立ち向かう満大。この雑居ビル「バベル九朔」を作ったのは、満大の高祖父・大九朔。果たして、もう一つの世界“バベル”と大九朔との関係は?満大は抗えぬ運命に導かれ、ビルの壮大な秘密に迫っていく。

菊池風磨「吾輩の部屋である」以来のシンドラ

主演は、2017年のシンドラ「吾輩の部屋である」で、登場人物がたったひとりしか出てこない哲学的コメディをコミカルに明るく演じきり、近年では悲劇の最高峰・舞台「ハムレット」への挑戦も記憶に新しい菊池風磨。

原作は、“万城目ワールド”とも評され、個性的な文体と想像力豊かなストーリー展開により完成された本原作の著者で、多くのファンから支持される万城目学。そして、不思議なことが次々に起こる非日常世界を、シリアスとコミカルを絶妙に混ぜ合わせる演出で日常に丁寧に落とし込み、ビルから出ない物語に想像とビジュアルによる広がりをのせる筧昌也。

菊池さん演じる主人公・九朔満大は“現実世界”と“バベル(偽りの世界)”を行ったり来たり…。著者の万城目氏自身も「奇書」と称する強力な原作の世界観をそのままに、設定やストーリーを大幅にアレンジ、謎解き×友情×家族の絆が交錯する、まったく新しい映像作品として仕上げた。

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