2020年9月15日 19:45
りゅうちぇる「パパ・ママという役割ではなくて一人の人間として一緒に分かち合えれば」『82年生まれ、キム・ジヨン』から夫婦観語る
そこから意識が変わっていきました」とジヨンのように日常で感じる違和感に対しての気づきを明かした。
そして、今回の大きなテーマでもある“夫婦の呼び方”についてに及ぶと、実際にりゅうちぇるさんは妻ぺこさんのことを【ペこ】と呼んでおり、自分は【りゅうちぇる】と呼ばれていると告白。ただ、メディアに出るときは【パートナー】という呼び方で相手を呼んでいることを明かすと、「男が働かない、いいじゃないか!」など男性のジェンダー問題にまつわる著書を数多く手掛ける社会学者の田中さんは、「こう呼べばいい、という正解があるものではないからこそ、それぞれがもやもやするんですよね。でも、パートナーという呼称はフラットで対等。素敵だと思います」と分析した。
「VERY」編集長の今尾さんは「VERY世代の読者だと、女性側は嫁と呼ばれることが多いみたいです」と明かし、「“家内と呼ばれることに違和感”がある」「“嫁”と呼ばれると嫌になる」といった読者からの声を一部紹介すると、りゅうちぇるさんは「男性側としても色々な意見はあると思う。僕はパパと呼ばれたくなくって…女性も男性もコミュニケーションを取って話し合いをすべきですよね」