くらし情報『【インタビュー】アデル・エネル、もどかしさを感じるようなリズムで…『燃ゆる女の肖像』は1つの旅路』

2020年11月25日 18:00

【インタビュー】アデル・エネル、もどかしさを感じるようなリズムで…『燃ゆる女の肖像』は1つの旅路

役に対していつも真摯に向き合いつつ、遊び心も大切にしているのです」と明かした。

「#MeToo運動以前に作られることはなかった映画」

本作を観る者は、これまでの映画で観てきた同時代の女性たちとは全く異なり、自由で、解放された姿に驚くことだろう。18世紀の女性の物語を“いま”描くことについてエネルは、「これは、世界中で巻き起こる#MeToo運動以前に作られることはなかった映画だと思います」と断言する。

「これまでは、私達の歴史の一部が抹消されているという意識すらなかったわけですが、映画史において取り上げられることのなかった女性の歴史に焦点を当てた物語となっています。本作のような新しい視点から女性を描いた作品がいま作られたというのは、意味のあることです」と、当時は“存在しないもの”とされた女性画家を描いた本作が持つ大きな意義を語る。

さらに、「メインストリームの映画では、幸せとは結婚して子供や家を手に入れることだとして描かれがちですが、それらを手に入れようと躍起になってばかりだと、“自分は本当に幸せなのだろうか? 心の底から信じられる何かがあるのだろうか?” といった問いかけから目を背けることになっているのかもしれません。

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