2020年11月25日 18:00
【インタビュー】アデル・エネル、もどかしさを感じるようなリズムで…『燃ゆる女の肖像』は1つの旅路
そういったことも、人生を構築していく上で、基盤とするべき大切なことではないかと改めて考えさせられる作品なのです」と問題提起する。
そして最後にエネルは、「観客のためにそんな風に想像の世界の扉を開けることは、アーティストが担うべき責任だと信じています。単に美しいラブストーリーだというだけでなく、私自身もこの物語が描かれることを心から望んでいたので、そんな作品に参加出来て光栄に思います」と満足気に語った。出演作の日本公開も多く、いまのフランス映画を語る上では欠かせない存在だが、本作を最後にしばらく映画出演は控えて舞台出演に専念することを明かしているエネル。その意味でも、観る者の心を震わせる彼女が演じたエロイーズの生きざまをスクリーンで見届けてほしい。
『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開
©Lilies Films.
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