2009年11月11日 12:20
「本屋大賞」「映画館大賞」に続き、映画館主が新鋭監督を発掘するプロジェクトが発足
にも参加している全国の独立系映画館を中心に、精鋭監督を発掘すべくこの「New Director/New Cinema 2010 by シネマ・シンジケート」というプロジェクトが動き出した。
記念すべき第一回作品として選ばれたのは、国内外の数々の映画祭での受賞歴を持ち、短編映画の旗手と話題を呼んでいる真利子哲也の長編劇場デビュー作『イエローキッド』。ボクサーを目指す青年の日常が、気鋭の漫画家の新作「イエローキッド」のストーリーと重なっていくという、物語で緊張感あふれるスタイリッシュな仕上がりとなっている。キャストには、『クローズ ZERO』シリーズに出演している遠藤要、『パッチギ!』、『ドロップ』など、話題の日本映画には欠かせない存在を放つ波岡一喜など、新世代のエネルギッシュな俳優陣が集結!
このプロジェクトをきっかけに劇場がにぎわいを見せること、そして才能あるクリエイターが一人でも多く世に出ることを願いたい。
第1回受賞作『イエローキッド』は2010年2月上旬、ユーロスペースほか全国順次公開。
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イエローキッド 2010年2月上旬、ユーロスペースほか全国順次公開
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