2009年11月12日 18:58
シネマカフェ的海外ドラマvol.127 「バーン・ノーティス」トホホなスパイ美学
にアクションは…もちろんあります。流血を好まない男・マイケルと言えど、流血を防ぎきれないのが、舞台である犯罪都市・マイアミのマイアミらしさ。戦いたくないのにな〜と思いつつも、敵にパンチをお見舞いせざるを得ない状況に陥ってしまうマイケルのトホホっぷりもまた、彼の魅力なのです。
そんなマイケルの“嫌だな〜感”を顕著に表しているのが、劇中に多く登場する彼のモノローグ(ナレーション)。望まない展開に陥りがちなマイケルの呟きやぼやきを、ちょっと笑えるモノローグによって私たちは知ることができます。モノローグについても、ジェフリーに聞いてみました。
「僕自身、モノローグがすごく気に入っているんだ。毎日14時間×週5日の撮影の合間を縫って収録するから、スケジュール的には大変だけどね。
大抵はリハーサルの後、本番を迎えるまでの15〜20分間の休憩を利用して録音する。でも、ある金曜の夜なんて、夜中の1時30分に撮影が終わり、“さあ帰ろう”と思ったら、“いまからモノローグを収録するぞ”と呼び止められたことがあったな…(苦笑)」。
マイケルに負けず劣らず、ジェフリーも大変そう!次回は、そんなモノローグ収録よりもっと大変な(!)