2021年3月4日 07:45
【インタビュー】藤原竜也×竹内涼真、肝胆あい照らす仲「降板の“こ”まで出かかったけど」
と言われても、「だって、やりたくないんだよ…」って。
――怖いんですよね?
藤原:そう、そう、そう!
竹内:怖いから、一緒に、トム・クルーズのアクションのメイキングを観たりしましたよ。「これ、おかしいよ」とか言いながら、結果やるしかないんですけど(笑)。いかに先輩のエンジンをかけるか、でした!
藤原:この映画をやりながら思っていたのは、ほかの作品だったらクライマックスだろうな…と思うシーン、ほぼ連日そういうシーンの撮影だったんですよ。本当に「やりたくないな」と思うことはたくさんありましたけど。けど…難しいよね。僕らって、じゃあなんで次もやるかと言ったら、苦しいことって忘れちゃうんだよね。
「涼真のおかげで乗り切れた」、「竜也さんがいるとチームがまとまる」
――お互いに刺激を受けた点なども、ありましたか?
藤原:海で撮影していたときに、もう、ずーっと足もつかないようなところにいたんですよ。
そうしたら、涼真がね、「僕もう、水何リットルも飲んでますよ。溺れてますよ。いいっすよ、もう」と、腹くくったみたいな感じで言いやがったんです。こっちなんて、「降板したい」と言う直前なのに!「(降板の)