2021年3月4日 16:00
新社会人の視点から金融業界を描く、海外ドラマ「インダストリー」キャストコメント入手
HBOとBBCの共同製作で、ロンドンのトップ投資銀行で奮闘するエリート新社会人を描いた最新ドラマ「インダストリー」が3月10日(水)より日本初放送。第1話の監督をHBOドラマ「GIRLS/ガールズ」で製作・監督・脚本・主演を務めたレナ・ダナムが担当する本作から、金融業界の苛烈さを表現するキャスト・スタッフ陣のインタビューコメントが到着した。
2013年、ロンドンの投資銀行に勤めるドイツ人青年が浴室で倒れて亡くなった。かつての同僚によれば、彼は直近の2週間に8回も徹夜で仕事をしていたという。全8話からなる本シリーズの核となっているのは、この悲劇的な死。ロンドンにある投資銀行で“正社員”の座を奪い合う20代の若者たちの姿を通して、国際金融という生き馬の目を抜くような過酷な世界が描かれている。
投資銀行の現場とそこで働く若者の苦悩やリアルな実態を赤裸々に描写するのは、2008年の世界的金融危機の当時、ロンドンの金融業界に身を置いていた2人のクリエーター。米国での最終話放送前にシーズン2が決定したことが発表された、人気と期待値の高い注目作だ。
レナ・ダナムらが描くロンドンの若者の生態
本作は単なる金融ドラマとは一線を画し、セックスやドラッグ、LGBTQなどのテーマも盛り込み、若者のリアルな生活を赤裸々に描き、視聴者が感情移入できる等身大の青春ドラマともなっている。