2021年3月12日 13:30
北朝鮮強制収容所の“現実”を3Dアニメで描く『トゥルーノース』6月4日公開&新予告編解禁
でも正式上映され話題となった。
音楽監督はディズニー長編アニメ映画『ムーラン』(1998年)のマシュー・ワイルダーが担当した。
今回解禁となる新予告編では、「12年前、私は母国から亡命しました。これは私の家族の物語です」とカメラに向かって語りかける男性の言葉から始まる。
1995年北朝鮮・平壌、両親と幸せに暮らしていた主人公ヨハンは、突然父が政治犯の疑いで逮捕され、母と妹ミヒとともに悪名高き強制収容所に送還されてしまう。「お母さん心配しないで。僕が母さんとミヒを守る」とヨハンは決意するが、飢えと極寒の中、「お前らは皆使い捨てなんだよ」と過酷な労働を強いられる。そんな生存競争の中、ヨハンは次第に優しい心を失うが、家族を失ったことで本来の自分を取り戻していく――。
「北朝鮮の人々のヒューマニティーを表現したかった」と監督
併せて解禁されたポスタービジュアルには「それでも、生きていく。」というコピー、そして高い壁がそびえる場所に立ち、遥か遠くの空を自由に飛ぶ鳥を見つめる後ろ姿が配された。
清水監督は「『トゥルーノース』というタイトルには2つの意味を込めました。ひとつは英語の慣用句で“絶対的な羅針盤”の意。