『TENET』越え、デ・ニーロ主演の『グランパ・ウォーズ』製作総指揮は11歳の少年
名優ロバート・デ・ニーロが主演し、全米公開時には『TENET テネット』を抑え初登場No.1の大ヒットを記録したコメディ映画『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』。本作を最初に映画化へと導いたのは、当時11歳の少年トレ・ピアートであることが分かった。
本作に“製作総指揮”としてクレジットされているトレ・ピアートは、原作との出会いと映画化に至った経緯について、「3年前に学校の宿題でこの小説(「The War With Grandpa」※ロバート・キンメル・スミス著)を読みました。うちでは原作がある映画を見る場合、まず原作を読んでから映画を見るという決まりになっています。だから小説を読んだ後、映画を見るのを楽しみにしていたんです」と話す。
「でもユーチューブやネットフリックス、ヴィメオで探しても見つかりませんでした。それでラッキーなことに両親が映画のプロデューサーなので、映画にしようと提案したんです。2人とも名案だと思ってくれて、今に至ります」。
この「The War With Grandpa」は、トレだけでなく多くの子どもたちの心を鷲掴みにした。この反応を見て、製作のマーヴィン・ピアートとローザ・ピアートはこのプロジェクトを本格的に始動させた。