くらし情報『【レビュー】「酒癖50」第1話:悪しき習慣がなくならない、アルハラ“負の連鎖”を描く』

2021年7月15日 18:30

【レビュー】「酒癖50」第1話:悪しき習慣がなくならない、アルハラ“負の連鎖”を描く

Photo by cinemacafe.net

ABEMA新作オリジナルドラマ「酒癖50」が7月15日(木)22時よりレギュラー放送される。小出恵介主演、全6話構成のオムニバス形式で酒によってあぶり出される人間の本当の弱さや醜さ、現代社会の闇をリアルに描いた、他の作品とは一線を画したチャレンジングな内容だ。

第1話のテーマは、いわゆる一気飲みの強要などの「アルハラ」だ。浅香航大演じる主人公の青田は、高校・大学をラグビー部に捧げたいかにもなthe体育会系上がりで、広告代理店の営業部では持ち前のガッツと根性で営業成績ナンバーワンのエース社員だ。さらには、結婚相手はナショナルクライアントの社長の娘で、実績・人脈双方の観点から見ても将来有望、出世コース間違いなしだろう。

ただし、その営業成績の裏には過剰なまでの接待、いわゆる“飲みニケーション”が潜む。“自分が出来ることは他人も当然出来る”とお得意の根性論をかざし、部下にシャンパンの一気飲みを強要するが、本人はそれを悪びれることもなく「アルトレ」(アルコールトレーニング)と自称する。

彼が言う「気合で仕事を獲った」とは「とにかく使えるものはなんでも使う」の意であり、彼自身は「会社のために飲んでいる」

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