くらし情報『ドキュメンタリー作品を通して考える気候危機…今からできる“エコ”なこと』

2021年9月15日 18:30

ドキュメンタリー作品を通して考える気候危機…今からできる“エコ”なこと

最近「IPCC」の第6次報告書が出たのですが、地球の温度上昇が(パリ協定で定められた目標値)1.5度に到達するのが想像よりも10年早まってしまう結果が出ていて…。最新の技術でより精密に将来を予測できるようになったこともあり、想像以上に地球がやばくなっちゃったことが科学的に証明できた感じです。そうなると、2040年までには1.5度上昇してしまう可能性が出てきたんです。

奥浜:1.5度上昇したら、どんなことが地球に起きるのですか。

小野:よく言われているのが、地球の温度上昇が1.5度を超えるというのは、どんなに私たちが努力してCO2削減をしても、地球温暖化に歯止めが利かなくなる、臨界点みたいなもの。1.5度を超えてしまうと、私たちがどんなに努力しても地球が温度上昇するのを止めることができない。逆にいうと、2050年までに1.5度未満に温度上昇を抑えることができたら、私たちがまた慣れ親しんだ平均温度まで徐々に下げていくことが可能だと言われています。第6次報告書は世界中の科学者たち、研究者たちが一番高いビルの上から「地球マジでやばいよーー」って世界中に叫んでいるようなもの。
みんな本気で問題視してちゃんと取り組まないと、という内容です。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.