2021年10月15日 16:30
ダコタ&ケイシー&ジェイソンの親密さが伝わる『Our Friend/アワー・フレンド』本編映像
と発言しており、ケイシー独自の演技メソッドが伺える。
対するジェイソンは「(ケイシーは)その瞬間に意識を集中させて結果にこだわることなく自由に探検することができる俳優だ。僕は最初悲しみを掘り下げていくことが最も重要なポイントになると想定していたんだけど、ケイシーと演技を重ねていくにつれ、いかにユーモアが大切かに気付いた。ニコルが生きているうちにちゃんと笑い合うことを意識すると、一緒に過ごす時間を楽しむ瞬間が浮かびあがってくる。悲しいシーンでもなぜか笑い出したり、とかね。それはケイシーがいい具合に揺らぎを持たせて演じることができるからだ。ケイシーからは大いに学んだ」と語っている。
一方ダコタは事前の準備を重ねたからこそ、ニコルの病状の重さ、辛さをより感じていたと言い、「(ニコルは)本当に生き生きとして、才能があって、きらめいていて、特別、でも自分の人生を完全に奪われてしまうキャラクターで女優という職業で彼女に近い場所にいたからこそ難しかった。ニコルは周りの人たちみんなを育む人だった。彼女の軸にあるのはマットと一緒にいることで、どんな出来事が起きても彼らの絆は強くブレることはなかったと思う。