2021年10月24日 12:00
『マトリックス』で世界を席巻したキアヌ・リーブス、最新作に向け出演作を振り返り
、『マトリックス レボリューションズ』(03)の3部作で主人公ネオ役を演じ、その世界的人気は不動のものに。この世界が実は作られた「仮想世界」だったという衝撃的な設定で、観る人の価値観を一変させた『マトリックス』。その世界観と合わせ革新的な映像も人々を魅了し、世界中のさまざまなカルチャーに多大な影響を与え、日本でも興行収入が3作累計で255.8億円の大ヒットを記録。
『リローデッド』公開時には、渋谷に100人以上のコスプレイヤーが集結。『レボリューションズ』でのキアヌの来日イベントには約2,000人ものファンが詰めかけ、海外メディアでも取り上げられるほどの社会現象を巻き起こした。そんなキアヌだが、先日解禁になった本作の特別映像内のインタビューで、「『マトリックスで人生が変わった』と言われたら、『ありがとう、僕もだよ』と答えているんだ」と、彼の温かい人間性がうかがえる言葉でシリーズへの想いを語っている。
◆不動の人気を掴んだ『マトリックス』後の歩み
キアヌの作品選びはジャンルの枠に縛られず、多様。根強い人気を誇るアメコミ原作のファンタジーアクション映画『コンスタンティン』(05)で悪魔祓いを生業とする男をハードボイルドに表現。