くらし情報『【映画と仕事 vol.12】字幕翻訳者・高内朝子インタビュー 時代背景や文脈、シチュエーションに合わせた柔軟な字幕を』

2021年11月25日 17:00

【映画と仕事 vol.12】字幕翻訳者・高内朝子インタビュー 時代背景や文脈、シチュエーションに合わせた柔軟な字幕を

Photo by cinemacafe.net


多くの人々が、海外作品を鑑賞する際にお世話になっている日本語字幕。映画業界で働く人々にお仕事について根掘り葉掘り話を聞く【映画お仕事図鑑】。今回、登場してもらうのは先日、公開を迎えたヴィゴ・モーテンセンの初監督作品『フォーリング 50年間の想い出』の日本語字幕を担当した高内朝子 。

高内さんと言えば、近年では『20センチュリー・ウーマン』、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』などの話題の映画、さらに大人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の字幕を担当。またMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)において、初めて女性ヒーローが単独で主役となった『キャプテン・マーベル』では、女性登場人物のセリフでほとんど“女性言葉”が使われていないことが大きな話題を呼んだ。

映画『フォーリング 50年間の想い出』を例に、字幕制作のプロセスや苦労、やりがい、さらに時代と共に変遷する字幕の言葉遣いについてなど、たっぷりと話を聞いた。

「なんとなく」で始まった字幕翻訳の仕事

――まずは高内さんが字幕翻訳者になったきっかけ、経緯について教えてください。

これが結構たまたまというか(笑)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.