2022年1月26日 14:00
音尾琢真ら『死刑にいたる病』第3弾キャスト解禁、公開日は5月6日に決定
台本を読んだ時に、限られたシーンの中で、そこをどう表現していくか考えた時、自分もクラタという人間になりうる可能性がある。ということを意識して現場に臨みました。高校時代にレンタルショップで借りて観た 『凶悪』から7年。白石監督と一緒に映画を作れた事は、一俳優としても一ファンとしても幸せでした。
●吉澤健/地元の農夫役(榛村の隣人)
この度の役柄は「地元の農夫」です。私はこの地元の××役というのが好きで、どうすれば俳優が演じるものとは似て非なるものが出せるか、為所のある役でした。
●音尾琢真/滝内役(昔の榛村を知る人物)
見えない何かが重くのしかかるような作品の中で、与えられた日常を健気に生きる人の姿を映像に映し出すべく、それでいてリラックスして臨みました。撮影時は岡田さんとしかお会いしておりませんが、すでに出来上がった登場人物となっていたので、良きベテラン共演者となれるよう頑張りました。
白石監督は、もう何度ご一緒させてもらったか分からなくなる ほどですが、いつも思う通り、魅了な演出が多かったです。白石監督作品のファンでもある私ですが、今回は冒頭の描写から挫けそうになりました。撮るたびに映像の迫力が増していて、また一つ傑作が誕生したと思います。