くらし情報『エマ・トンプソン、未来を辛口予測するドラマで過激な政治家に「彼女はモンスター」』

2022年1月27日 13:00

エマ・トンプソン、未来を辛口予測するドラマで過激な政治家に「彼女はモンスター」

まず、ラッセルが手掛けた脚本を読んだ感想について、エマは「彼の描くAIとの暮らし方をはじめ、サイエンスフィクションを取り入れた日常の様々な描写も並外れていますね」と語る。

「ヴィヴィアンのヴィジョンが現実となっていく様子や物語の前半で(主人公の)ライオンズ一家の人々が彼女をすごい人物だと思っている姿にとても恐ろしさと無情さを感じます。権力欲が強く、モラルが根本から欠落している人物をあろうことか良識と思いやりのある人物だと信じてしまうところなど。非常に恐ろしいですよ」とラッセルの描く物語に心を奪われたことを明かす。

エマ・トンプソン、未来を辛口予測するドラマで過激な政治家に「彼女はモンスター」

また、ヴィヴィアン・ルックという、扇動的な発言を繰り返しつつどこかユーモアも醸し出すキャラクターについては、「できるだけ彼女を面白くて、自虐的で、魅力的に演じようと努めました。というのも人々がなぜ彼女に投票しようと思うのか、その理由が伝わるようにしたかったからです。直接面識のない人には同情や共感をするよりも嫌悪や差別をする方がずっと簡単。人々に恐怖を植え付けて嫌悪感を煽る方が楽なのです。
私たちも現実でそういう事態を何度も何度も見てきていますよね」と痛烈に語る。

それでも視聴者へのメッセージとして、エマは「希望は常にある、ということですね。

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