くらし情報『ノマド生活を送るタイ少数民族を世界初撮影『森のムラブリ』特報解禁』

2022年1月29日 13:00

ノマド生活を送るタイ少数民族を世界初撮影『森のムラブリ』特報解禁

Photo by cinemacafe.net


バナナの葉と竹で寝屋をつくって野営し、平地民から姿を見られずに森のなかを遊動するムラブリ族。タイの人々から「黄色い葉の精霊」と呼ばれる民族を初めて追った映像人類学のドキュメンタリー映画『森のムラブリ インドシナ最後の狩猟民』から特報と場面写真が到着した。

タイ北部ナーン県のフワイヤク村は、300人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。


ノマド生活を送るタイ少数民族を世界初撮影『森のムラブリ』特報解禁

伊藤とカメラは国境を超えて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたしていまも狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか?21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか――?


本作は、6か国語を自由に話し、文字のないムラブリ語の語彙を収集する言語学者・伊藤雄馬とともに足かけ2年、ムラブリ族を追ったドキュメンタリー。

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