2022年5月26日 13:00
“黒縁メガネスパイ”をスカウト!英国の名優トム・ホランダーが自身の役を語る「ハリー・パーマー 国際諜報局」
ドルビーを演じるホランダーは「パーマーを釈放し、協力すれば自由の身だと告げる」と自らの役柄について説明。監督のジェームズ・ワトキンスも「ドルビーは非情だが、品格とウィットがある」と彼の紳士な面を強調。劇中のセリフとしてドルビーの「身体にあった服に帽子も必要だ」という発言もピックアップされており、やはり落ち着いた英国紳士のイメージを象徴的に描いたキャラクターであることが分かる。
諜報員仲間ジーンを演じるルーシー・ボイントンも「トム・ホランダーはすばらしい」と絶賛を惜しまない。最後に、ホランダーは「舞台はスタイリッシュな60年代。健全な生意気さが際立つ。見かけとは違うし、皆の動機が問われる。鏡に囲まれるように、誰もが他の誰かを疑うようになる」と、本業のスパイ活動においては一切の手を抜かないプロフェッショナルな一面が垣間見える。
ドルビーは第二次大戦中、日本で捕虜になり長崎の原爆を目撃した過去がある。本作は核兵器実験をしていた教授の救出任務から物語が始まるが、ドルビーの秘めたる動機の部分も気になるポイントとなっている。
ルーシー・ボイントン演じるジーンへの信頼を明かす
ホランダーはドルビー役のオファーを受けたことについて、「私がこの作品をやりたいと思った理由は、ウィットに富んでいたからです。