2022年5月28日 12:00
ショーン・ペン&トム・ウェイツが演じた実在のレジェンド俳優&映画監督は?『リコリス・ピザ』
まで幅広く活躍した、ハリウッドを代表する超有名俳優のウィリアム・ホールデン。髪をオールバックにぴっちりと撫でつけ、低い声で囁く伝説の二枚目スターを嬉々として演じているショーン・ペンは必見だ。
また、レックス・ブラウという映画監督を演じ、観客を驚かせるのは、ミュージシャンとしてロックの殿堂入りを果たし俳優としても活躍するトム・ウェイツ。モデルはウィリアム・ホールデン主演の『トコリの橋』を監督したマーク・ロブソン監督が有力だが、その破天荒ぶりはサム・ペキンパー、ジョン・ヒューストンもモデルにしているよう。
なかなか出演依頼を受けないといわれるトムをどのような経緯でキャスティングしたかについて、アンダーソン監督は「ショーン・ペンをジャック・ホールデン役にキャスティングしてから、レックス・ブラウを誰が演じるべきか、2人で考えたんです。その時、ショーンがトムを提案したんだです。彼らはとても親しいからね。それなら受けてくれるかもしれないという気持ちもあって良いアイデアだと思ったんです」と明かす。
トムが快く役を引き受け、撮影が始まると「僕は監督として、必要がないカットにも関わらず、ただ彼がすることを見ていたいがためにカメラを回していました」