くらし情報『【シネマモード】フランス映画界の異端児に直撃! 「敵が僕を強くしてくれるんだ」』

2010年5月21日 15:35

【シネマモード】フランス映画界の異端児に直撃! 「敵が僕を強くしてくれるんだ」

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

『カルネ』、『カノン』などで国際的に評価を集めながらも、その過激な作風で“フランス映画界の異端児”との異名をとるギャスパー・ノエ監督。時間を逆戻りさせるという驚異の演出で紡ぐ衝撃の問題作『アレックス』から7年――。待望の新作『エンター・ザ・ボイド』がようやく日本に到着しました。あてもなくTOKYOにやってきて、日々ドラッグに溺れるオスカーと、彼を頼りにやって来た妹リンダを軸に語られる、不思議な輪廻転生の物語。シネマカフェでは、今年3月に行われたフランス映画祭のために来日していたノエ監督を直撃。新作について話を聞きました。

7年前、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のために『アレックス』を持ってノエ監督が来日したとき、映画祭スタッフだった私は、彼のお世話をしたことが。奔放な発言と、気さくな人柄が魅力という印象のノエ監督でしたが、久々にお会いする監督は、いったいどうなっているのでしょうか。


まず尋ねたのは、ファンにとっての最大の関心事。これほどまでに新作発表まで時間がかかった理由でした。
「実はファイナンスなんだ。『アレックス』を撮る前、すでにこの脚本は出来上がっていたんだ。

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