2010年9月11日 14:56
清水崇がウサギの被り物でヴェネチア参上! 3D映画部門は『アバター』&『ヒック』
そして、「3D映画部門」の発表。15本のノミネート作品の中から清水監督をはじめとする審査員たちが選んだのは『アバター』と『ヒックとドラゴン』の2本。異例の2作同時受賞について清水監督は「全く違う視点で作られているのが面白い」と説明。さらに3D映画の今後について「数年前までは自分も3Dにさほど興味があったわけではなかった。だが、実際に自分で作ってみて、考えを改めた。しかもそんな新しい分野をこの世界で最も歴史ある映画祭がいち早く取り上げたこと、それ自体が映画の可能性を示している。3Dというといまだにどうしても『こけおどしの子供向け』というイメージが強いが、それが変わってほしいと思う。今後もクリエイターとして、技術に操られるのではなく、技術を使って素晴らしい映画を作って行かなければという気にさせられた」と決意と共にその可能性の広がりを訴えた。
ちなみに、会場にはホラー映画巨匠ダリオ・アルジェントも姿を見せ、清水監督と握手を交わした。
『ラビット・ホラー3D』の日本公開は2011年を予定。
■関連作品:
ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved. アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開
© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedラビット・ホラー3D 2011年公開予定
第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]
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