くらし情報『『蛮幽鬼』上川隆也×稲森いずみ 舞台に立つ“覚悟”と舞台裏の意外な“素顔”』

2010年9月27日 15:19

『蛮幽鬼』上川隆也×稲森いずみ 舞台に立つ“覚悟”と舞台裏の意外な“素顔”

いまの自分…生身のままでお客さんと向き合わなくてはいけない――。やはり“覚悟”ですね。そのままの自分で立ち向かうという意識は常に持ち続けていますね。

さらに稲森さんにはもう一歩突っ込んで質問!近年、作品ごとに全く異なる表情、そして独特の存在感を感じさせるがある作品に出演する上で、決め手としているものは?そして今回の久々の舞台で何を得たのだろうか?

稲森:自分の感覚、という言葉が一番合っていると思います。「やりたい。やる必要がある」という気持ちがわいてくるというか…。今回も「新感線」のお芝居に出たい、出なきゃ、という思いで出演を決めてましたね。その中でまさに上川さんがおっしゃった映像作品とは違う“覚悟”を決めるということ、エネルギーをもっと爆発させなくてはいけないということ。
それから、長くひとつの作品に携わる、ということも今回の作品を通じて自分の中の大きな経験になったと思います。

復讐を糧に生きる土門に悲しみを胸に抱く美古都。どちらも終始、決してポジティブとは言えない感情を抱いている役柄だが、長きにわたる公演でどのようにテンションを保ち続けたのだろうか?

上川:役がそのまま普段の生活に入り込んでくるということはあまりなくて、逆に舞台上で呪っている分(笑)

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