星野源、約7年半ぶりのエッセイ集「いのちの車窓から 2」発売
星野源の大人気エッセイ待望の第2巻「いのちの車窓から 2」の発売が決定。カバービジュアルも公開された。
雑誌「ダ・ヴィンチ」の2014年12月号よりスタートしたエッセイ連載「いのちの車窓から」。これをまとめた同名著書(2017年3月刊)は、累計発行部数45万部を突破(電子書籍含む)。
タイトルは連載開始当時、普段かけていた度の強い眼鏡のレンズ越しに周囲を見ている自分を、なんとなく〈窓の内側〉にいるものと感じながら、〈窓の外側〉を綴るというテーマにちなんだものだったという。
しかし今作では、少しずつ自身へと向かうことで、より洗練された端正な筆致へと変化。第1巻が刊行された2017年、星野はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や楽曲「恋」のヒットで大注目された。自分を取り巻く環境が変わっていく、星野はその渦中にいた。
「嬉しいことばかりだった」「昨年の2017年から、私はおかしくなっていった」「仕事では楽しく笑顔でいられていても、家に帰ってひとりになると無気力になり、気が付けば虚無感と頭を抱え、何をしても悲しいなとしか感じず、ぼんやり虚空を見つめる様になった」(本書「POP VIRUS」