監督の実体験を基に描く、強迫症を隠して生きる高校生の物語『悠優の君へ』予告編
7歳の頃に強迫症を発症し、頻繁に手を洗うなどの症状や「誰かに危害を加えてしまうかもしれない」と思う加害恐怖にとらわれる。しかし、「普通ではない自分は気持ち悪がられるのではないか」という恐怖から誰にも相談することができなかったという。
20歳の時にようやく悩みを打ち明け、「もう一人ではないんだ」と肩の荷が降りたという福原監督。人に頼ることの必要性を知った経験から、いまなお苦しみの渦中にいる人たちに向けて、また強迫症をもっとたくさんの人に知ってほしいとの思いで本作を企画。多くの人の賛同を得て、映画を完成させた。
なお、本作の公開中には、強迫症を多くの人に知ってもらうための国際的なイベント「強迫症啓発週間」も各国にて開催予定となっている(毎年10月第2週開催)。
『悠優の君へ』は10月11日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
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悠優の君へ 2024年10月11日よりアップリンク吉祥寺ほか全国にて公開
© 2023「悠優の君へ」製作チーム
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