2010年11月12日 21:29
【ハリー・ポッター】直前インタビューvol.5 ハーマイオニー役 エマ・ワトソン
との方がまだ平気なのよね。なぜかというと、ダンは自信のあるタイプだから『さあ、やるよ』という感じなのに対して、ルパートは物静かだからなの」。
予言者のごとく物語の結末を見抜いていたエマだが、彼女自身は実は、シリーズに参加する別の人物に「どうぢようもないほど」恋心を抱いていたことがあったという。
「ええ、相手はトム・フェルトン(ドラコ)よ(笑)。もう過去の話なので大丈夫(笑)。知らない人はいないくらい、有名だったの」。
ちなみにその恋はどのような結末を迎えたのか?
「(彼が)勘付いたのよね。まあみんなにバレていたのでよっぽど分かりやすかったのね(笑)。
いまでは別にぎこちなかったりすることもなく、平気よ」。
人生の半分をひとつのシリーズに捧げ、それが世界的な大ヒット。富も名声も手に入れ、燃え尽きてしまうような感覚に陥ったり、人生の頂点を過ぎてしまったと考えてしまうことはないのだろうか?
「そう考えるのはたやすいことだわ。まだ20歳だというのに、すでに映画史上最も成功した映画シリーズに出演したなんて、この先、一体どうしたらいいの?って。まるでゲームオーバーみたいにね(笑)。でも、この映画は確かに商業的成功を収めているけれど、人の心を動かす、意義のある作品というのは、いろいろ違った形であると思うの。