『Back to Black』マリサ・アべラの役作りを監督絶賛「“エイミーがそこにいる”と思った」
マリサはエイミーという人物を真に反映する何かを、自分の中に見出していた。そこにいた皆が“エイミーがそこにいる”と思った」と回想する。
当初、監督はエイミーの特徴的で親しみやすく、真似することが難しい声の特性から、女優の声をそのまま使う予定ではなかったという。
しかし、マリサは自身の声で感情的に物語を語れるようになるまでトレーニングを積み、映画を通してすべての歌を歌い、その素晴らしい歌声によって物語に説得力を持たせた。監督は「マリサとエイミーの声の違いは明確だが、観客はマリサの魂のこもった歌声によってエイミー自身だと勘違いしてしまう」と評価している。
マリサ・アべラはエイミー・ワインハウスの17歳から27歳までを説得力を持って演じられる唯一の俳優だったようだ。
『Back to Black エイミーのすべて』はTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)
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Back to Black エイミーのすべて 2024年11月22日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開
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