【東京コミコン2024】マッツ・ミケルセンとヒュー・ダンシー!「ハンニバル」の2人がステージで再会
『なるほど(こういった番組なんだな)』と思いました」と話す。一方マッツ・ミケルセンは、イギリス人のヒュー・ダンシーがアメリカ人を演じていた姿が印象的だったと話す。マッツ・ミケルセンは主言語が英語ではない出自のため、常々、同業者による母国語と英語の切り替えや英語のアクセントに注目しているそう。そのため、セットで演じているヒュー・ダンシーを見て、「待って、彼ってアメリカ人だっけ?」と、思わず脚本をチェックしたと振り返った。

また、作風上グロテスクな現場で仕事をしていたことについて私生活に影響があったかどうかについては、「いや、むしろ好きでしたよ!」(ヒュー・ダンシー)、「ダンシーと同じく、全く影響がなかったです」(マッツ・ミケルセン)と2人とも嬉しそうにコメント。ヒュー・ダンシーは、「小道具さんたちの制作物の作り込みがすごくて、骨を喉に突っ込まれていたチェロ演奏者(の小道具)も素晴らしかったです」「あと、顔がめくられている役を演じた俳優仲間に『いつもと違う装いだね』と挨拶したことも覚えています」と生き生きとした表情で話した。残虐性溢れる脚本に引いてしまうことは全くなく、殺人シーンを楽しみにしていたぐらいで、それよりも常に気にしていたのは、演じたキャラクターと演出の関係で頻出した後ろ向きに歩くシーンだったという。